固定資産税の計算方法をわかりやすく解説|新築戸建ての軽減措置・長期優良住宅の節税ポイント【2026年版】

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固定資産税の計算方法をわかりやすく解説|
新築戸建ての軽減措置と節税ポイント【2026年版】

2026年5月更新 | さや

こんにちは、さやです。マイホームを建てると毎年かかる税金のひとつが「固定資産税」です。我が家もセキスイハイムに入居してから毎年払っていますが、「実際いくらになるの?」「軽減措置ってどう使うの?」という疑問を持つ方が多いと思います。

この記事では、固定資産税の計算方法・土地と建物それぞれの評価額の求め方・新築で受けられる軽減措置・長期優良住宅の優遇・具体的なシミュレーションまで、図や表を使ってわかりやすくまとめています。家を建てる前にぜひ読んでみてください。

① 固定資産税とは?基本のキ

固定資産税とは、毎年1月1日時点で土地・建物などの固定資産を所有している人に課される地方税です。市区町村が課税し、毎年4〜6月ごろに届く「納税通知書」に基づいて支払います。マイホームを購入した翌年から、所有し続ける限り毎年発生する税金です。

標準税率
1.4%
全国ほぼ共通
評価替え周期
3年
次回:2027年度
新築一戸建て平均
10〜20
万円/年(目安)
新築減額(一般)
3年間
建物分が1/2に

課税対象は「土地」と「建物(家屋)」の2つです。それぞれ別々に評価額が決まり、計算されます。評価額(課税標準額)は購入価格や建築費とは異なります。土地は公示価格の約70%、建物は建築費の約50〜60%が目安です。

② 計算式の全体像

固定資産税の基本計算式はシンプルです。

固定資産税の基本計算式

固定資産税額 = 課税標準額 × 税率(1.4%)

ただし、「課税標準額」は評価額そのままではありません。住宅用地特例や新築減額などの軽減措置が適用された後の金額が課税標準額になります。ここが計算で混乱しやすいポイントです。

対象 評価額の目安 軽減措置 課税標準額
土地(200㎡以下) 公示価格の約70% 評価額 × 1/6 評価額の1/6
土地(200㎡超の部分) 公示価格の約70% 評価額 × 1/3 評価額の1/3
建物(新築3年間) 建築費の約50〜60% 税額 × 1/2 通常の半額
建物(長期優良住宅5年間) 建築費の約50〜60% 税額 × 1/2(5年間) 通常の半額(2年延長)

③ 土地の評価額と住宅用地特例

土地の固定資産税評価額は、国土交通省が毎年発表する「公示価格」の約70%を目安に各市区町村が算定します。3年に1度「評価替え」が行われ、直近は2024年度(令和6年度)でした。次回は2027年度(令和9年度)です。

住宅用地特例(自動適用)

住宅が建っている土地には「住宅用地特例」が自動的に適用され、課税標準額が大きく下がります。申請不要で毎年自動的に適用される点がポイントです。

小規模住宅用地
200㎡以下の部分
評価額 × 1/6
都市計画税は × 1/3
一般住宅用地
200㎡超の部分
評価額 × 1/3
都市計画税は × 2/3

一般的なセキスイハイムの敷地(100〜200㎡程度)はほぼ「小規模住宅用地」に該当するため、土地の課税標準額は評価額のわずか1/6になります。これは非常に大きな軽減です。

なお、建物を解体して更地にすると住宅用地特例が外れ、課税標準額が6倍に跳ね上がります。空き家の固定資産税問題の一因でもあります。

④ 建物の評価額と新築減額措置

建物の固定資産税評価額は「再建築価格方式」で計算されます。同じ建物を今建てると仮定した場合の費用をもとに、経年劣化を加味して算出します。新築時の評価額は建築費の約50〜60%が目安で、年々少しずつ下がっていきます(ただし最低評価額があり0にはなりません)。

建物の評価額は「家屋調査」によって決まります。セキスイハイムで建てた場合も入居後に市区町村の担当者が訪問し、設備のグレード・構造・床面積などを確認して評価額を算定します。

新築住宅の減額措置(2031年3月まで延長)

新築住宅の税額軽減措置は2026年度税制改正大綱に5年間の延長が盛り込まれ、2031年3月31日まで利用できるようになる見通しです。建物分の固定資産税が一定期間、税額の1/2に減額されます。

住宅の種類 減額内容 減額期間 対象床面積
一般の新築一戸建て 建物分 1/2 3年間 40〜240㎡
認定長期優良住宅 建物分 1/2 5年間(2年延長) 40〜240㎡
3階建て以上の耐火・準耐火構造 建物分 1/2 5年間 40〜240㎡
⚠️ 「税金が急に増えた」は増税ではありません!新築減額が終了する4年目(長期優良住宅は6年目)に税額が「本来の額」に戻るだけです。軽減期間終了後の金額を事前に把握して資金計画を立てておきましょう。

減額対象は居住部分120㎡分までです。120㎡を超える部分は軽減されません。120㎡を超える大きな家を建てる場合は、超過部分の税額も計算に入れておく必要があります。

⑤ 長期優良住宅の優遇(5年間1/2)

セキスイハイムで長期優良住宅の認定を取得した場合、固定資産税の新築減額期間が一般住宅の3年間から5年間に延長されます。建物の固定資産税が2年分余計に半額になるわけです。

建物の固定資産税 年間15万円の場合の比較
一般住宅
1〜3年目:7.5万円 × 3年 = 22.5万円節税
長期優良住宅
1〜5年目:7.5万円 × 5年 = 37.5万円節税(15万円お得)

さらに、不動産取得税の課税標準控除額も長期優良住宅の方が一般住宅より100万円多く(1,200万円→1,300万円)なります。住宅ローン控除の借入限度額の優遇と合わせると、長期優良住宅認定を取得することで得られるトータルのメリットは非常に大きくなります。

⑥ 都市計画税とは?

都市計画税は、市街化区域内に土地・建物を所有している場合に固定資産税と合わせて課される税金です。税率は最高0.3%(市区町村によって異なる)。都市計画区域外の地域には課税されません。

都市計画税にも土地の住宅用地特例が適用されます。200㎡以下の小規模住宅用地は課税標準額が評価額の1/3、200㎡超の部分は2/3になります。ただし、建物の新築減額措置は都市計画税には適用されません(固定資産税のみです)。この点はよく誤解されるので注意が必要です。

💡 毎年届く納税通知書には「固定資産税と都市計画税の合算額」が記載されているため、合計で支払うことになります。市街化区域内に家を建てる場合は両方を合算した金額が年間の実質的な税負担になります。

⑦ 新築一戸建て 固定資産税シミュレーション

具体的な数字で計算してみましょう。セキスイハイムで建てた場合の標準的なモデルを2パターン示します。

ケース① 一般の新築一戸建て(土地評価額1,200万円・建物評価額1,800万円)

前提:土地150㎡(200㎡以下)・建物床面積110㎡・市街化区域・都市計画税率0.3%
【土地】
課税標準額:1,200万円 × 1/6 = 200万円
固定資産税:200万円 × 1.4% = 2.8万円
都市計画税:1,200万円 × 1/3 × 0.3% = 1.2万円
【建物(新築1〜3年目)】
本来の税額:1,800万円 × 1.4% = 25.2万円
新築減額(1/2):25.2万円 × 1/2 = 12.6万円
都市計画税:1,800万円 × 0.3% = 5.4万円
年間合計(1〜3年目)
約22万円/年
年間合計(4年目以降)
約34.6万円/年

ケース② 長期優良住宅(同条件)

前提:ケース①と同条件・長期優良住宅認定あり
土地の税額:ケース①と同じ(固定資産税2.8万円 + 都市計画税1.2万円)
建物の固定資産税(1〜5年目):12.6万円(ケース①と同額)
建物の都市計画税:5.4万円
年間合計(1〜5年目)
約22万円/年
年間合計(6年目以降)
約34.6万円/年
✓ 一般住宅との差:4年目・5年目の2年間で約12.6万円 × 2年 = 約25.2万円お得!

⑧ いつ・いくら払う?納付のスケジュール

固定資産税は毎年4〜6月ごろに市区町村から納税通知書が届き、年4回に分けて納付します(一括払いも可能)。納付時期は自治体によって異なりますが、一般的には以下のスケジュールが多いです。

4月
第1期
7月
第2期
12月
第3期
翌2月
第4期

新築入居の年は固定資産税がかかりません。固定資産税は毎年1月1日現在の所有者に課税されるため、たとえば2026年6月に入居した場合、その年(2026年)の固定資産税は発生せず、翌2027年4〜6月から納付が始まります。

支払い方法は、コンビニ払い・口座振替・クレジットカード・スマートフォン決済など自治体によって対応が異なります。クレジットカード払いはポイントが貯まりますが、手数料がかかる場合があります。

⑨ 注意点・よくある疑問

  • Q
    評価額はどこで確認できる?
    毎年届く納税通知書に同封の「課税明細書」に記載されています。入居前に目安を知りたい場合はハウスメーカーの担当者に過去の実績値を聞くか、建築費の50〜60%を目安に概算できます。
  • Q
    4年目に税金が「増えた」のは増税ではない?
    正しくは「本来の税額に戻った」だけです。新築減額が3年間の軽減だったため、4年目から元の金額になります。事前にこの変動を把握して家計管理をしておくことが大切です。
  • Q
    太陽光パネルは固定資産税に影響する?
    屋根一体型の太陽光パネルは建物の一部と見なされ評価額に加算される場合があります。後付けの場合は「償却資産」として別途申告が必要なケースも。詳細はお住まいの市区町村にご確認ください。
  • Q
    長期優良住宅の認定を取得するには費用がかかる?
    認定申請費用として数万〜十数万円程度かかるのが一般的です。ただし固定資産税の5年減額(一般住宅比で約25万円の節税)・住宅ローン控除の借入限度額アップ・ZEH補助金の対象など、トータルメリットは費用を大きく上回ります。

⑩ まとめ

📌 固定資産税の計算・軽減措置まとめ

・基本は「課税標準額 × 1.4%」。評価額そのままではなく軽減後の金額で計算

・土地は住宅用地特例で200㎡以下なら評価額の1/6が課税標準額(自動適用)

・新築建物は3年間(長期優良住宅は5年間)1/2に減額(2031年3月まで延長)

・4年目(長期優良住宅は6年目)から本来の税額に戻る。「急に高くなった」は増税ではない

・長期優良住宅は5年間減額で一般住宅比約25万円節税。不動産取得税・住宅ローン控除との合わせ技でさらにお得

・新築入居年には固定資産税は発生しない。翌年から課税が始まる

固定資産税は毎年かかり続ける税金なので、家を建てる前に「いくらになるか」をある程度把握しておくことが大切です。セキスイハイムで長期優良住宅として建てることで、新築減額が5年間に延長されるだけでなく、住宅ローン控除・ZEH補助金などの他の制度でも有利になります。担当者に「長期優良住宅の認定を取得した場合のメリット比較」を相談してみることをおすすめします。

※本記事は2026年5月時点の法令・制度情報をもとに作成しています。税額は評価額・自治体・条件によって異なります。正確な金額はお住まいの市区町村または税務署にお問い合わせください。

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さや
夫と子供の4人家族の30代主婦。2021年にセキスイハイムでマイホームを建てました。固定資産税・住宅ローン控除・補助金など、家作りに関するお金のことを実体験をもとに発信しています。

 

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