このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築した私が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。
今回は、家屋調査についてご紹介します。
家の固定資産税を決めるために行う家屋調査ですが、私達は恥ずかしながら家屋調査のことを全く知りませんでした。
最近、我が家にも市から家屋調査の通知が来ましたので、その内容についてご紹介します。
YouTubeでも解説していますので、よろしければご確認ください。
家屋調査とは
家屋調査とは、新築や増築した家屋の固定資産税を決める調査のことです。
固定資産税とは、固定資産を所有している場合にかかる税金のことで、固定資産とは、土地や家屋、償却資産(機械、航空機、船舶等)のことです。
家屋調査は、住宅を新築後、登記手続きが終了した後に役所から通知が来るのですが、私達はそのことを知らなかったので、結構びっくりしました。
家屋調査は正直少し面倒だなと思いますが、正しい税金を算出するために必要なことですので、調査を受け入れる必要があります。
家屋調査の流れ
家屋調査の流れは市町村によって多少異なると思いますが、我が家の場合はこのような流れでした。
まず、家屋調査依頼文書が入った封筒が市の担当課より届きました。
家屋調査依頼に書かれていた内容は、家屋調査の日程を決めるために連絡してほしいという内容と、家屋調査時に用意する書類についてでした。
家屋調査は都合の良い平日30分程度の予定で、誰かしらの立ち合いが必要とのことです。
用意する書類としては、以下の通りでしたが、市町村によって異なると思います。
- 建築確認申請の第4面、5面
- 間取りや寸法がわかる各界平面図
- 建物を横から見た立面図
- 建物の断面が記載された断面図又は矩計図
- 使用されている資材や設備が分かる仕上げ表または仕様書
- 長期優良住宅の認定を受けている場合、長期優良住宅認定通知書
書類は全て原本ではなくコピーを用意してくださいとのことでしたが、家に関する書類は、かなり膨大な量の書類があり、その中からこれら書類を探しコピーするのは結構大変でした。
その後、市の担当課に電話して調査日を確定しました。
当日、市の担当者2名の方が来られました。まずは5分程度で外回りを確認し、続いて家の中を確認しました。
家の中は水回り関係で、キッチン、浴室、洗面所、トイレを確認していました。
確認内容については、主に寸法を測っているようでした。
水回りを確認後、手渡されたパンフレットの説明に移りました。
パンフレットには、固定資産税について書かれたもので、納税時期や計算例などが記載されたものでした。
パンフレットの説明終了後、家屋調査は終了し全体で約30分程度の時間でした。
固定資産税は家の仕様によって大きく変わる
ここまでで、家屋調査について説明してきましたが、そもそも固定資産税はどのようにして決まるかというと、家の仕様から計算することで決定します。
家の仕様とは、例えば構造体が木造か鉄骨造かRC造かでも変わりますし、屋根や外壁に何を使っているか等でも変わります。
そのため、家屋調査によって家の仕様を調査し、固定資産税を決定しています。
もう少し具体的に話すと、固定資産税は以下の式で決定します。
固定資産税額=固定資産評価額(課税標準額)×税率(標準税率:1.4%)
税率は自治体によって異なりますが、1.4 %を採用している場合が多いそうです。
この固定資産評価額というのが、建物を買った値段ではなく、家の仕様から計算されて決まることになります。
この計算が非常にややこしく、自分で算出するのはかなり手間がかかります。
参考までに計算の元となる点数が記載された資料が総務省のHPにありますので、概要覧にリンクを貼っておきますので、興味がある方は確認してみて下さい。
まとめ
ということで、家屋調査についてご紹介しました。
固定資産税は家の仕様によって結構異なるので、固定資産税が高くなる設備をつけすぎると、後からびっくりしてしまうこともあるかと思います。
ですので、事前にどのような設備が固定資産税を高くするのか把握したうえで、設備を決めていくのも良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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