離婚が珍しくなくなった昨今、子連れで再婚する人も多いです。
しかし子持ちでの恋愛や再婚は、初婚のように簡単ではないことも事実です。
特に子供との関係に悩む人は多いです。
そこで今回は、子連れ再婚で幸せになるための方法や事例を紹介します。
子連れ再婚とは
子連れ再婚とは文字通り、前パートナーとの間に子供がいる女性又は男性が、新しいパートナーと再婚し、子供と共に新しい家庭を築くことです。
またそういった家庭のことをステップファミリーと言います。
女性側のみ子連れの場合、男性側のみ子連れの場合、男女それぞれに子連れの場合があります。
子連れ再婚で幸せになれる人
子連れ再婚で最も重要なのは子供との関係をうまく築けるかということです。
子供と良い関係を築くことができれば、幸せな家庭を築くことができ、自分自身はもちろん子供も幸せになれます。
子連れ再婚で幸せになるには、子供と良い関係を築ける相手を選ぶ必要があるということです。
子供と良い関係を築ける相手かどうかを見極めるポイント
・ゆっくり時間をかける
再婚前に子供との時間をできるだけ多くとって、ゆっくり時間をかけて関係を構築することで、この先子供とうまくやっていけるかどうかが見えてきやすいです。
二人きりで会うことより、子供と一緒に会う方が多かったという方も多いです。
・子供が最優先であることを理解してもらえるか
お相手よりも子供のことが最優先であることを遠慮なく言える関係であるかどうかも大切です。
子供が熱を出せば、デートは延期にするといったようにいつでも子供を一番に考えることを受け入れてくれない相手とは、再婚どころか交際も見送った方が良いでしょう。
・子供の気持ちを最優先する
結婚、離婚、再婚は当人同士での問題ですが、子供の気持ちを無視して進めてはいけません。
子供でも気を使ったり、我慢したり、自分の気持ちを隠したりすることもあります。
きちんと子供の本音と向き合って、子供の気持ちを尊重しましょう。
子連れ再婚で不幸になる人
子供と良い関係を築けるかどうかの見極めがしっかりできないと、自分だけでなく子供も不幸になってしまいます。
子持ち女性の再婚相手の男性が虐待をしたというような悲しいニュースを聞くこともあります。
子供を守れるのは自分だけです。
付き合っていた時は大丈夫でも、子供と一緒に住むとなると状況は大きく変わりますので、長い目で考えてお相手がふさわしい相手かどうかしっかり考えましょう。
また子連れ再婚を決意する前にパートナーとしっかり話し合っておくことが、不幸な再婚をできるだけ避けるためには必要です。
子供のことを自分と同じように大切にしてくれるか、子供の話にもきちんと耳を傾け尊重してくれるかなどを話し合いにより見極めましょう。
また、前パートナーとの間の子供の他に、二人の間の子供が欲しいかどうかもしっかり話し合っておくとこが必要でしょう。
子連れ再婚をした芸能人
子供とどのように関係を構築すれば良いかの例として、子連れ再婚で幸せな家庭を築いた芸能人を紹介します。
・山口もえさん爆笑問題田中さん
山口さんは一般男性と離婚後シングルマザーとなり、その後田中さんと再婚して幸せな家庭を築いています。
山口さんは交際の際も慎重で、子供の為を思って一度交際を断ったそうです。
しかしそんな山口さんに対して「そんな子供を大事にしているもえちゃんが好きです」と引き下がった田中さんの言葉に、再婚を見据えた交際を考えたといいます。
山口さんの場合、田中さんとの再婚を決意したのは交際から3年経過したときだったそうです。
交際してから再婚するまで2人きりで会うことはほとんどなく、子供と会う回数を重ねて、時間をかけて徐々に子供たちと打ち解けていったそうです。
山口さんが幸せな家庭を築けたポイントとしては、交際前に子供のことを考えてくれているかをしっかり見極めたこと、交際後も子供とうまくやっていけるかじっくり時間をかけてみたことだといえます。
・明石家さんまさん大竹しのぶさん
さんまさんが大竹さんと結婚した時、大竹さんには前の夫との子供がいました。
残念ながら二人は離婚してしまいましたが、現在でもお子さんを含めて家族での交流は盛んにあるようです。
さんまさんと大竹さんの子供であるIMALさんはもちろんですが、大竹さんの連れ子である二千翔さんとの絆も大変深いようです。
さんまさんは大竹さんとの再婚を決めた当初、二千翔さんに対して「ボス」というニックネームで呼ぶように伝えたそうです。
いきなり親子という関係になろうとせず、友達や兄のような存在でいようとしたことが、子供の心を掴んだようです。
新しい環境への不安や、相手への不信感など子供が様々な感情を抱く中、「お父さんと呼びなさい」と強制すると、反抗心や実父への罪悪感など更なる負の感情を抱きやすいです。
呼び方も子供の気持ちに寄り添うことが大切です。
・哀川翔さん
哀川さんは3人のお子さんがいる一般女性と結婚し、その後新たに2人の子供をもうけて幸せな家庭を築いています。
哀川さんは「困ったことがあればいつでもお父さん(実親)に相談すればいいんだぞ」と子供に伝え、別れた父親のもとに自由に会いにいけるようにしていたそうです。
子供が別れた親に対して信頼を抱いている場合、親に会うことを制限してしまうと、喪失感や虚無感が生まれ、親に対してネガティブな感情を抱いてしまうようです。
子連れ再婚を決める前に、パートナーへ自分の子供を別れた夫へ合わせることを承諾してもらうことが大切かと思います。
まとめ
子連れ再婚で幸せになるには、いかに子供との関係をうまく築けるかが重要になります。
パートナーと子供が良い関係になれるか交際前、再婚前にしっかり見極めましょう。それにはじっくり時間をかけることや、話し合いをしっかりすることが必要です。
また、何よりも子供の気持ちを最優先することを常に心に留めておきましょう。
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