婚約と結婚の違いは?入籍、婚姻……結婚にまつわる言葉の違いを解説

知識

 

婚約、結婚、入籍、婚姻…似ているようで大きく違うこれらの言葉。

意外とその違いを知らない人も多い、結婚にまつわる言葉について解説していきます。また、それに伴う婚約指輪と結婚指輪の違いについても紹介します。

 

「婚約」と「結婚」の違い

「婚約」とは、将来結婚することを約束することを言います。

しかし、約束に過ぎないので法律上は赤の他人になります。

何をしたら婚約が成立するという明確な基準はないのです。

一方「結婚」は、婚姻届を役所に提出し、法的に「夫婦」と認められている状態のことを言います。

 

プロポーズは「婚約」?

一般的には、プロポーズをした後、相手から承諾してもらえる「婚約」という状態になります。

「結婚」とは違い口約束でも成立し、行政手続き等は必要ありません。
(法的手続きがないものの、契約としてみなされるため破棄すると契約違反として損害賠償の対象となります。)

過去に行われた「婚約」に関する裁判では、お互いが将来夫婦になるという合意があれば「婚約」は成立するといった判決が出たケースがあります。

よって、“お互いに”結婚の意思があるかどうかが重要なポイントとなります。

プロポーズしただけでは婚約にはならず、そのあとに相手の同意があって初めて婚約成立となります。

 

「結婚」=「入籍」は間違い!?

「結婚」「入籍」は同じ意味だと捉えられることが多いですが、実は本来全く別の意味を持つ言葉になります。

「入籍」とは、元々ある戸籍に誰かが入ることを意味します。

主に「再婚時に女性の連れ子の戸籍を筆頭者である男性の戸籍に変更する場合」と「離婚後に子どもの氏を父親から母親の氏へ変更する場合」に行われる手続きのことを言うのです。

それに対して「結婚」は、婚姻届の提出により、それまで親の戸籍に入っていた一人一人がそれぞれ親の戸籍から抜け(除籍)、夫婦二人の戸籍が新たに作られる手続きになり、新戸籍を編製することになります。

つまり、結婚することは入籍することにはらないので、婚姻届を提出した時に「入籍した」と言うのは間違いになります。

ただし、一般的には「結婚」=「入籍」と捉えられることが多く、本来の意味を理解し正しく使用している人は少ないです。

周りが「入籍しました」という言葉を使っていてもわざわざ指摘はせず、祝福の言葉を掛けてあげるのがベストかと思います。

 

「結婚」と「婚姻」の違い

「結婚」とは、婚姻届を提出し法的に夫婦と認められている状態と上述しましたが、婚姻届を提出せず夫婦生活を送る「事実婚」など「結婚」の形は多様化しています。

「事実婚」は戸籍上・法律上は夫婦ではありませんが、お互い結婚したという意思のもと夫婦を名乗ることができます。

婚姻届の提出に関わらず、夫婦として生活を営んでいれば、「結婚」しているという状態になります。

一方「婚姻」法律用語で、法律上夫婦になることを言います。

よって、婚姻届が受理され法律上も夫婦になったカップルのみが婚姻している状態と言えます。

 

結婚指輪と婚約指輪の違い

「婚約」は口約束でも成立するということは上述しましたが、約束の証を残すために記念品を贈りあうことも少なくありません。

男性から女性に贈られるものの代表が「婚約指輪(エンゲージリング)」です。

男性がサプライズで用意するものというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、女性の好みのものを贈れるのでプロポーズ後に二人で選ぶ方も少なくありません。

婚約から結婚までの期間に女性が左手の薬指にはめるのが一般的です。

ダイヤモンドの指輪が主流で、あまり普段使いはしないため特別な日に映えるような華やかなデザインが好まれます。

一方、結婚の記念にふたりで購入するペアの指輪が「結婚指輪(マリッジリング)」です。

結婚した日や結婚式当日などに交換し、夫婦で日常的に左手の薬指につけるのが一般的です。
日常生活に支障がきたさないようなシンプルなデザインが好まれます。

 

まとめ

・「婚約」は結婚を約束すること。お互いの意思が重要。
・本来の意味では「結婚」≠「入籍」であるが、一般的には「結婚」=「入籍」と捉えられている。
・「結婚」は一般用語で夫婦になること。
・「婚姻」は法律用語で法律上夫婦になること。
・「婚約指輪」は男性から女性に贈られ婚約期間に身に着けるもの。
・「結婚指輪」はお互いに贈り合い結婚後日常的に身に着けるもの

結婚にまつわる様々言葉を正しく理解し、スムーズに準備を進める参考にしていただければ幸いです。

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