卒FIT後の電力会社比較2026!売電先の選び方・自家消費vs売電をセキスイハイムオーナーが解説

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卒FIT後の電力会社比較2026!
売電先の選び方・自家消費vs売電を
セキスイハイムオーナーが解説

2026年7月更新 | さや

こんにちは、さやです。我が家はセキスイハイムで太陽光発電(5.76kW・ソーラーフロンティア)を設置し、売電単価19円/kWhのFITで10年間の固定価格買取を受けています。卒FIT(FIT期間終了)後の売電先をどうするか、今から真剣に検討中です。

卒FIT後は「売電先の乗り換え」か「蓄電池で自家消費」かが分かれ道。この記事では2026年の最新情報をもとに、卒FIT後の選択肢・各電力会社の買取単価・自家消費との比較をセキスイハイムオーナー目線でまとめます。

💡 先に結論

大手電力の卒FIT買取は7〜9円/kWhが中心(東京電力EPは8.5円)

新電力への乗り換えで10〜12円台に上げられる地域が多い

電気料金は今後も上昇が予想され、自家消費の経済的優位性はさらに拡大していく見込み

蓄電池がある我が家なら「自家消費最大化」が最もお得な方向性

① 卒FITとは?何が変わる?

FIT(固定価格買取制度)は、太陽光発電の余剰電力を10年間にわたって国が定めた固定価格で電力会社が買い取る制度です。2009〜2012年頃に設置した家庭は、2019〜2022年に続々と10年間の固定価格期間が終了(卒FIT)しています。

FIT期間中の買取単価
19〜48円
設置年により異なる・固定10年
卒FIT後・大手電力買取
7〜9円
東京電力EPは8.5円(2026年7月)
新電力買取(上位)
10〜14円超
市場連動型で最高14.38円実績
電力購入単価(参考)
約35〜45円
電気料金は今後20〜30%上昇予想

FIT期間中の買取単価(19〜48円)と卒FIT後の買取単価(7〜14円)の差は歴然です。卒FIT後は「売電して収入を得る」メリットが大幅に縮小するため、戦略の見直しが必要です。

② 卒FIT後の3つの選択肢

🔋
選択肢① 蓄電池を導入して自家消費を最大化(最もおすすめ)
蓄電池の初期費用を考慮しても、自家消費の方が長期的にはお得になるという可能性があります。電気料金は今後も上昇することが予想されており、自家消費の経済的優位性はさらに拡大していくと予想されています。昼間の余剰電力を蓄電池に貯めて夜間に使うことで、高い電気料金の支払いを削減できます。
選択肢② 新電力へ乗り換えて買取単価を上げる
新電力への乗り換えで10〜12円台に上げられる地域が多い。大手電力の7〜9円から新電力の10〜14円超に切り替えるだけで売電収入が増えます。手続きはほとんどがオンラインで完了し、工事不要です。
🏢
選択肢③ 大手電力のまま継続(何もしない)
卒FIT後に何も手続きしないと自動的に大手電力の「余剰電力買取メニュー」に移行します。東京電力EPなら8.5円/kWhで買い取ってもらえますが、新電力に乗り換えると単価がアップする地域が多いため、何もしないのはもったいないです。

③ 大手電力会社の買取単価比較(2026年7月)

電力会社(エリア) 卒FIT買取単価 備考
東京電力エナジーパートナー 8.5円/kWh 東京・関東エリア
関西電力 8円/kWh 関西エリア
中部電力ミライズ 7〜8円/kWh 中部エリア
九州電力 7円/kWh 九州エリア
東北電力 9円/kWh 東北エリア

※2026年7月時点の参考値です。各社の最新単価は公式サイトでご確認ください。単価は改定される場合があります。

④ 新電力への乗り換えで買取単価アップ

新電力の中には、大手電力会社を大きく上回る単価を設定している事業者が数多く存在し、条件次第では最高14円超えの単価で買い取るプランを展開しているケースもあります。

単価アップの条件(電気・ガス・蓄電池セット)は総コストで判断が必要です。また買取価格が高額であるほど契約条件の難易度が高い傾向にあります。「高い買取単価」だけで飛びつかず、電気代プランとのセット条件・契約縛りの有無を必ず確認しましょう。

📊 新電力乗り換えの注意点


セット条件の総コストで判断:「電気・ガス・蓄電池をまとめて契約すると高単価」というプランは、電気代プランが割高になっていることも。買取単価だけでなく購入電力の単価もセットで比較しましょう

買取価格は年1回改定される可能性あり:卒FITの買取は電力会社にとって義務ではなく、買取サービスの終了や買取価格の変更を電力会社の都合で実施できます。安定性の観点では大手電力も捨てがたいです

年1回は売電先を見直す:2026年も事業者の再編・単価改定が相次いでいます。年1回は売電先を見直すのがおすすめです。

⑤ 市場連動型プランとは?

卒FIT向けの買取プランでは「固定買取型」のプランがよく見受けられますが、買取価格は料金改定する場合もあるため、今はこの価格でも将来的に下がる可能性があります。そこでおすすめしたいのが「市場連動型」の卒FIT買取で、電力卸売市場「JEPX」の取引価格に連動して買い取るという仕組みです。東京電力エリアにおける固定買取型プランと市場連動型プランの最高値と最低値を比較したところ、2022年〜2024年では、市場連動型のほうが固定買取型よりも「高値」であったという結果になっています。

✓ 固定買取型
・単価が固定されるため収入が安定
・電力市場の動向に左右されない
・単価は年1回改定される可能性あり
・初めての方・安定重視の方向け
★ 市場連動型(注目)
・JEPX市場価格に連動して買取単価が変動
東京電力エリアで最高14.38円/kWhを記録
・市場価格が低い時期は単価が下がるリスク
・Q.ENESTでんき「エネまかせ」などが提供

⑥ 自家消費 vs 売電 どちらが得?

卒FIT後は「売電」か「自家消費」かの選択が重要になります。シンプルな比較をすると…

⚡ 1kWhあたりの価値比較
売電した場合
7〜14円
買取単価(大手〜新電力)
vs
自家消費した場合
35〜45円
購入電力の代替価値

電気料金は今後も上昇することが予想されており、2030年には今より20〜30%値上がりとなるという試算もあります。一方で、卒FIT買取価格は電力会社の競争が激化することにより下落傾向に。自家消費の経済的優位性はさらに拡大していくと予想されています。

💡 結論:蓄電池があるなら自家消費最大化が最もお得
売電単価7〜14円に対して、自家消費の代替価値は35〜45円。単純計算で2.5〜5倍の価値があります。蓄電池で昼間の余剰電力を貯めて夜間に使う「自家消費最大化」が、卒FIT後の最も賢い戦略です。

⑦ セキスイハイム(太陽光+蓄電池)の最適戦略

我が家(太陽光5.76kW・蓄電池4kWh・スマートライフL)の場合、卒FIT後の戦略を以下のように考えています。

  • 1
    まず蓄電池を大容量モデルに増設・交換する
    現在の4kWhでは昼間の余剰電力を蓄えきれません。卒FIT前後に10kWh以上の大容量蓄電池に交換・増設して、自家消費率を最大化します。蓄電池の補助金も活用できます。
  • 2
    残りの余剰電力は市場連動型プランで売電する
    蓄電池で自家消費しきれない余剰電力は、Q.ENESTでんき「エネまかせ」などの市場連動型プランで売電。固定買取型より高い単価が期待できます。
  • 3
    将来EV(電気自動車)を導入してV2Hで更に自家消費を最大化
    ニチコンのトライブリッドシステムを活用してEVのバッテリーを蓄電池代わりに使うV2Hを導入。太陽光・蓄電池・EVで電力を自給自足に近づける最終形です。
  • 4
    スマートハイムナビ(HEMS)で自動最適化を継続
    セキスイハイムのHEMSは翌日の天気予報・電気料金・発電量予測をもとに蓄電池の充放電を自動最適化します。卒FIT後も設定を更新して継続活用します。

⑧ まとめ・今すぐやること

📌 卒FIT後の行動ステップ

1

卒FIT日を確認する:電力会社からの通知書またはFIT認定書で10年間の終了日を確認。終了3ヶ月前から乗り換え準備を開始

2

蓄電池の増設・交換を検討:タウンライフ電力・タイナビ蓄電池などで一括見積もりを取り、費用対効果を比較する

3

売電先の新電力を比較検討:地域のランキングで基本単価を比較し、セット条件込みの「実質の得」で判断する

4

年1回は売電先を見直す:2026年も事業者の再編・単価改定が相次いでいます。年1回は売電先を見直すのがおすすめです。

卒FIT後は「何もしない」が最も損をします。まず卒FIT日を確認して、蓄電池の増設・新電力への乗り換えをセットで検討することをおすすめします。我が家も卒FITに向けた準備を着々と進めています!

🏠
さや
夫と子供の4人家族の30代主婦。2021年にセキスイハイムでマイホームを建てました。太陽光5.76kW・ニチコン製蓄電池4kWh・売電単価19円でFIT運用中。電気代・売電データを毎月記録しています。

 

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