このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築した私達夫婦が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。
今回は、我が家の現在の蓄電池の設定についてご紹介します。
最近の電気代の高騰の影響で、「蓄電池・エコキュートの設定で自家消費を増やして電気代削減」という記事に関する問い合わせが増えています。
この記事の中で、蓄電池の設定を自家消費率が多くなるグリーンモードに設定することを説明していますが、蓄電池の設定に関して問い合わせが結構あるのと、この記事で説明したときから若干設定を変更しましたので、改めて説明しようと思います。
YouTubeでも動画をご確認できますので、是非ご覧ください。
蓄電池の設定
まず、我が家の蓄電池は現在グリーンモードという設定にしています。
この設定は、前の記事でも説明している通り、太陽光発電で得た電力を出来るだけ充電し、電気をなるべく「自給自足」するためのモードです。
このモードは、電力の自家消費量が増えるため、売電量は減少してしまいますが、買電量が減少することで電気代が安くなります。
最近では、エネルギー価格高騰の影響によって、燃料費調整額が高騰しているので太陽光発電で得た電力を自家消費したほうがお得になるケースが増えていると思います。
売電を優先したい場合は、グリーンモードとは別の経済モードと言う設定にするのがおすすめです。
続いて、非常時のために残しておく電力量の設定です。
停電などが起きた際にも蓄電池から電気を使えるよう常に電力を残しておく量を決めるのですが、以前までは30 %で設定していました。
しかし、直近の電気代高騰の影響により、非常時の安心よりも直近の電気代削減を優先し、0 %に設定しました。
この設定は、台風や暴雨等の前情報があった際は都度変更して運用しようと思います。
そして、最近問い合わせが多いのが充電開始時刻/停止時刻と放電開始時刻/停止時刻の設定です。
まず、充電開始時刻/停止時刻についてですが、これは電力会社から電気を買って蓄電池の充電を開始する時刻と停止する時刻の設定です。
以前の設定時間は充電開始時刻が23:05、停止時刻が23:06としていました。
この理由としては、充電時間を1分にすることで、電力会社からの電気を蓄電池に充電せず、太陽光発電で得られた電気で蓄電池を充電する為です。
実際、WEBで確認できる蓄電池の使用方法には1分の設定例が載ってあります。
しかし、現在は深夜の電気料金が安い時間帯である1:00~6:00の5分ずらした時間帯である1:05~5:55に設定しました。
5分ずらしている理由は、機器の時間ずれが発生した場合のためです。
以前の設定から時間を変えた理由は、冬は暖房器具を使用する為、電気の使用量が多く、深夜に蓄電池を充電したとしても太陽光発電で充電するまでに使い切れるのではないかと考えた為です。
また、冬は太陽光発電の発電量も少ないので、発電のピーク時間帯までに使い切りやすいというのも理由の1つです。
また電気の使用量が少なくなり、太陽光発電の発電量が増える春先には、また設定を元に戻すかもしれません。
我が家は蓄電池の容量が4 kW、太陽光の容量が5.76 kWのためこういった設定にしましたが、例えば蓄電池の容量が大きい方や、太陽光発電の容量が大きい方は、充電時間を1分にしておくほうが良い可能性もあります。
放電開始時刻/停止時刻は、蓄電池の電気を放電する時間帯であり、通常は電気代が安くなる深夜以外の時間全てを設定します。
我が家の場合は、6:05~23:55の設定で運用しています。
深夜も日中も同じ電気代となるプランの場合、全ての時間帯を設定するのが良いと思います。
まとめ
ということで、現在の我が家の蓄電池の設定についてお伝えしました。
蓄電池の設定は、個人個人の電気の使い方によって、最適な設定が異なります。
そのため、私たちが行っている設定が必ずしも最適とはならないと思いますので、記事を参考にして頂きながら自分たちの家にとっての最適な設定を模索するのが良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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