このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築した私達夫婦が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。
今回は、2023年1月の我が家の電気代についてご紹介します。
電気代は住んでからのランニングコストになるので、出来るだけ低い方が良いですよね。
セキスイハイムで建築した我が家の電気代を詳しく分析していますので、参考にして頂けると嬉しいです。
1月は12月に比べ、消費電力や買電額が増加したため、さらに電気代が増加してしましました。
その理由についても考察しながら、全体の電気代がどのように推移したか2022年12月や去年の1月との比較を行いながら説明していきたいと思います。
2022年12月の電気代についてはこちらの記事で紹介しています。
また、2022年1月の電気代についてはこちらの記事で紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。
セキスイハイムで建築した我が家の2022年1月の電気代について
YouTubeでも動画を公開していますので、是非ご覧ください。
電気代に関わる諸条件
我が家の電気代に関わる条件は以下の通りです。
・3人家族、オール電化
・太陽光5.76 kW、蓄電池4 kW
・売電額19 円/kWh
・省エネ基準地域区分6地域、UA値0.46
我が家は夫婦2人と1歳の子供の3人家族です。
オール電化住宅、平日の日中家にいるのは妻と子供です。太陽光パネルを5.76 kW搭載しており、蓄電池は4 kWのものがあります。
我が家が導入している太陽光発電については、こちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
蓄電池の運転条件はグリーンモードという、太陽光で発電した電力を蓄電し、出来るだけ電気を自家消費するモードです。
グリーンモードに設定した理由については、こちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
太陽光発電の売電額は、19円/ kWhです。電力会社とプランは、東京電力のスマートライフLで、深夜の電力は1 kWhあたり17.78円、それ以外は25.80円です。
また、省エネ基準の地域区分は比較的温暖な地域である6地域、断熱性能を表す指標のUA値は0.46です。
以上が我が家の電気代に関わる諸条件となります。
2023年1月の買電額、売電額及び消費電力
2022年1月から2023年1月の買電額と売電額及び消費電力の合計を表に示しました。
買電額(円) | 売電額(円) | 消費電力(円) | |
2022年1月分 | 11,581 | 6,374 | 16,686 |
2022年2月分 | 10,502 | 8,190 | 15,573 |
2022年3月分 | 6,823 | 11,032 | 11,009 |
2022年4月分 | 5,600 | 10,913 | 9,657 |
2022年5月分 | 4,542 | 13,238 | 8,853 |
2022年6月分 | 5,432 | 11,058 | 9,540 |
2022年7月分 | 6,927 | 11,013 | 11,139 |
2022年8月分 | 7,004 | 9,453 | 11,551 |
2022年9月分 | 4,987 | 8,173 | 10,258 |
2022年10月分 | 4,932 | 6,587 | 9,385 |
2022年11月分 | 5,519 | 5,745 | 9,286 |
2022年12月分 | 8,333 | 4,887 | 12,997 |
2023年1月分 | 8,537 | 5,459 | 13,407 |
買電額は東京電力から買った電力料金、売電額は太陽光発電で得られた電力の売電額、消費電力は家全体の消費電力から算出した金額です。
消費電力から買電額を差し引くと、太陽光や蓄電池によって自家消費した電力分の料金となります。
電力はHEMSのデータから算出しました。1月は12月に比べ、買電額及び消費電力が増加し、売電額も増加しました。
まず、買電額及び消費電力が増加した原因については、12月に比べ1月は気温が低かったため、暖房器具の使用頻度が増加したことや、エコキュートでお湯を作る際の電力が増加した影響と考えられます。
1月の最初の1週間は実家に帰っていたため、電気をそれほど使用していなかったのですが、それでも12月より電気代が増加してしまいました。
売電額が12月に比べ増加した原因についても、1月初旬に実家に帰っていた影響で、その間自家消費する電力が少なく、売電額が増加した結果と考えられます。
2022年の1月と比べますと、買電額と消費電力が減少しています。
これも、今年の1月初旬は実家に帰っていたことで、電気の使用量が少なかった影響と考えられます。
その他、グリーンモードに設定したおかげで、買電額の増加を抑えられていると考えています。
また、売電額は2022年に比べ減少していますが、これもグリーンモードに設定した影響で、売電ではなく自家消費をメインとして運用したからと考えられます。
2023年1月の売電額の5,459円と買電額と消費電力の差である4,870円を足した10,329円が、太陽光発電と蓄電池で得られた金額といえます。
また、電気代として実際に東京電力に支払う額としては、買電額の8,537円に、基本料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価、燃料費調整額、託送料金相当額、消費税などを考慮して、17,126円程度になると思われます。
この金額は1月1日~31日の分を計算によって算出しましたが、東京電力からは20日~翌月19日の電気代を請求されますので、実際に請求される額と異なります。
12月20日~1月19日分で請求された金額は、14,793円でした。2023年1月分の政府統計がまだなかったので、2022年12月分の政府統計(e-Stat 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 月次報告 月次 2022年11月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
との比較にはなりますが、2人以上の勤労世帯の1か月あたりの光熱費の平均値は20,921円とのことです。
我が家の光熱費は、この全国平均よりも低い値でした。
今回、買電額に対して非常に電気代が高かったのは燃料費調整額が高騰している影響です。
そこで、電気代の内訳金額についてパレート分析を行いました。
その結果、1月1日~31日の電気代である17,126円のうち、燃料費調整額が4,493円もあることが分かりました。
また、その他の諸経費を合わせると、電気代のうち約半分が燃料費調整額や再エネ賦課金等諸経費であることが分かりました。
諸経費がこれだけ高いと、電気代が高騰してしまっているのも納得です。
我が家の場合、基本料金が意外と高かったので、基本料金のない電気会社等に乗り換えれば、少し電気代を安くできる可能性はあるかと思いました。
各機器の消費電力
2023年1月の各機器の消費電力をグラフに示し、2022年1月、2022年12月及び2023年1月の比較を表にしました。
2022年1月 | 2022年12月 | 2023年1月 | |
エコキュート | 3,044 | 2,513 | 2,690 |
リビングエアコン | 4,447 | 2,080 | 2,394 |
自立1 | 1,065 | 1,126 | 1,031 |
洗濯機 | 1,324 | 1,081 | 820 |
洋室エアコン | – | 585 | 682 |
食洗機 | 532 | 488 | 366 |
IHヒーター | 336 | 271 | 380 |
主寝室エアコン | 303 | 107 | 279 |
その他 | 5,636 | 4,746 | 4,765 |
数字は消費電力から算出した金額を示しています。
まず、2022年12月と2023年1月を比べると、エアコン類の消費電力が増加しています。
これは、気温が下がったことで、暖房の使用頻度が向上したためです。
他にもエコキュートの消費電力が増加していることが分かりました。
これも、気温の低下に伴って、水温が下がった結果と考えられます。
2022年1月と2023年1月を比べた結果、2022年のほうが消費電力は高いことが分かりました。
この原因については、2022年は子供が生まれてすぐだったので、両親にお手伝いに来てもらっていたため、消費電力が高かったと考えられます。
また、先程も説明した通り、今年の1月初旬は帰省していたため、その分消費電力が少なかったと思います。
まとめ
ということで、我が家の2023年1月の電気代についてご紹介させて頂きました。
1月は12月に比べ、エアコン類及びエコキュートの消費電力が増加し、買電額及び消費電力が増加しました。
しかし、売電額も若干増加しており、それは嬉しい結果でした。
消費電力の割には買電額が低かったので、グリーンモードに設定した効果が出ている気がしましたので、引き続き運用していこうと思います。
電気の使用量を抑えることは地球環境への貢献にもつながると思いますので、引き続き分析していきたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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