このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築した私が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。
今回は、2021年8月の我が家の電気代についてご紹介します。
電気代は住んでからのランニングコストになるので、出来るだけ低い方が良いですよね。
セキスイハイムで建築した我が家の電気代を詳しく分析していますので、参考にして頂けると嬉しいです。
電気の分析には、HEMSというエネルギー管理システムの機械で取得したデータを使用しています。
今回、初めて詳細に使ってみて、かなり便利だと感じましたし、節約の意識も高まりました。
ですので、これから家を建てる方で太陽光などを導入予定の方は、HEMSの導入も検討することをお勧めします。
電気代に関わる諸条件
我が家の電気代に関わる条件は以下の通りです。
・2人家族、オール電化
・太陽光5.76 kW、蓄電池4 kW
・売電額19 円/kWh
・省エネ基準地域区分6地域、UA値0.46
まず我が家は2人家族で、オール電化住宅、平日の日中家にいるのは私一人です。太陽光パネルを5.76 kW搭載しており、蓄電池は4 kWのものがあります。
蓄電池の運転条件は経済モードという、割安な深夜電力を充電し、朝・夕の電力使用量ピーク時間帯に放電するモードにしています。
太陽光発電の売電額は、19円/ kWhです。
電力会社とプランは、東京電力のスマートライフLで、深夜の電力は1 kWhあたり17.78円、それ以外は25.80円です。
また、省エネ基準の地域区分は比較的温暖な地域である6地域、断熱性能を表す指標のUA値は0.46です。
ここまでで、前提条件を説明しましたが、我が家が導入している太陽光発電については、こちらの記事でも紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。
8月の買電額、売電額及び消費電力
8月の買電額、売電額及び消費電力をグラフにしました。
グラフは、HEMSのデータから作成しました。
買電額は東京電力から買った電力料金、売電額は太陽光発電で得られた電力の売電額、消費電力は家全体の消費電力から算出した金額です。
消費電力から買電額を差し引くと、太陽光や蓄電池によって自家消費した電力分の料金となります。
お盆の時期は雨が続いたため、売電額がかなり落ちているのが分かります。
しかし、消費電力も下がっており、雨によって気温が低くなったので、エアコンの消費電力が抑えられたためだと考えています。
また、晴れの日については、売電額が買電額を上回っており、8月については、晴れの日が多くなると、売電額が高くなると分かりました。
太陽光は夏場の温度が高くなった際は、発電効率が落ちると聞いていましたが、カンカン照りでもある程度の売電はされ、心配なさそうです。
逆に冬の日が短くなった際はどうなるのか気になるところです。
8月の買電額と売電額及び消費電力の合計を表に示しました。
買電額(円) | 売電額(円) | 消費電力(円) | |
2021年8月分 | 5567 | 9544 | 8765 |
8月は売電額が買電額を上回っているため、プラス収支です。
また、太陽光発電と蓄電池から使用した自家消費分は、消費電力と買電額の差額から3198円と計算されます。
つまり、売電額の9544円と3198円を足した12724円が、太陽光発電と蓄電池で得られた金額といえます。
実際に東京電力に支払う額としては、買電額の5567円に、基本料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価、燃料費調整額、託送料金相当額、消費税などを考慮して、8692円程度になると思われます。
この金額は8月1日~31日を計算によって算出しましたが、東京電力からは20日~翌月19日の電気代を請求されますので、実際に請求される額と異なります。
去年の賃貸時代は、電気代とガス代合わせて10912円でしたので、光熱費が少し安くなりました。
賃貸時代と比べて、部屋が大きくなっているので光熱費が下がっているのは驚きです。
空調をつけている頻度等はそれほど変わっておらず、エアコンの容量が大きくなっているので、普通は光熱費が上がると思っていました。
オール電化だから電気代が安くなったのか、断熱性能が高くなったから安くなったのか定かではありませんが、どちらにせよ嬉しい結果です。
2020年の政府統計(e-Stat 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&query=%E5%8F%8E%E5%85%A5&layout=dataset&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&stat_infid=000032048815&result_back=1&tclass4val=0&metadata=1&data=1)
では、2人暮らしの1か月あたりの光熱費の平均値は16,581円ですので、我が家の光熱費は平均よりも低い計算となります。
ただし、この統計は1年間の平均値ですので、光熱費が高くなりやすい冬場は平均に比べ、どうなるか気になるところです。
各機器の消費電力
各機器の消費電力をグラフに示しました。
数字は消費電力から算出した金額を示しています。
リビングのエアコンの金額が最も高く、エアコンの消費電力を抑えることが節電につながりそうです。
自立1とは、停電時にも蓄電池によって電力が供給されるものになり、主に冷蔵庫や一部の照明が該当します。
洗濯機はドラム式洗濯機で乾燥までおこなっていて、おおよそ2日に1回のペースで回しています。
家族が増えると洗濯の頻度も増えると思うので、洗濯機の消費電力も増えていくかと思います。
エコキュートは意外と金額が低く、8月は湯舟に浸からず、シャワーのみの日も結構あったためかと思われます。
まとめ
ということで、我が家の電気代についてご紹介させて頂きました。
引っ越して初めての月なので、電気の使用量や使用している機器などが分かって、私自身も勉強になりました。
また、売電額が19円/kWhなので、蓄電池をフル活用して自家消費を最大にするほうが結果的にお得になる可能性もあるため、そのあたりも今後実験していきたいと思います。
今回、電気の使用状況を詳細に調べることで、節約の意識も高まりましたし、電気の使用量を抑えることは地球環境への貢献にもつながると思いますので、引き続き分析していきたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
YouTubeでも動画にしていますので、そちらでもご確認頂けます。
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