セキスイハイムの保証について

セキスイハイム

このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築した私が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。

今回は、セキスイハイムの保証についてお話しします。

住宅購入は人生で一番大きな買い物になる場合が多いので、保証がしっかりしていると安心感がありますよね。

保証部分は、構造上重要な部分から設備まで、多岐にわたります。

また、保証制度は年々変化しており、購入年度や地域によって多少差異が生じることもあるかと思います。

今回は、2021年時点での保証制度について説明します。

構造耐力上主要部分は鉄骨造で30年、木造で20年保証

構造耐力上主要部分の保証期間は鉄骨造が30年、木造が20年になります。

構造耐力上主要部分とは、建物基礎、柱、耐力外壁、内部耐力壁、床梁、床小梁、屋根梁、屋根少梁、トラスになります。

保証の対象となる事例については、ひび割れや欠損等になりますが、構造上特に支障のない程度の場合は、適用除外となります。

住むうえで問題となるような事例については、保証の範囲になると思います。

雨水侵入防止部分は鉄骨造で30年、木造で20年保証

雨水侵入防止部分とは、屋根、外壁、屋外バルコニー、窓、ドア、雨桶、排水管です。保証の対象となる事例は、屋内への雨漏り、雨漏りによる室内仕上げ面の汚損と、仕上げ材のはがれの著しいものになります。

暴風雨や豪雨によって換気扇等の建具からの一時的な雨水侵入や、桶の排水部分のメンテナンス不良に起因するもの等は、適用除外となります。

こちらも、住むうえで問題となるような事例については、保証の範囲になると思います。

防蟻処理は10年保証

防蟻処理については、10年保証となります。10年目以降の追加防蟻処理をセキスイハイム指定のもので実施した場合、保証期間を5年間延長することが出来るそうです。

また、ヤマトシロアリ又はイエシロアリ以外による被害は適用除外となるため、新種のシロアリや珍しいシロアリの被害は対象外となりそうです。

外壁のタイル部分は30年、それ以外は10年保証

タイル外壁のタイル部分は30年保証となり、タイル外壁の下地となるSFCボードや、レリーフ外壁等は10年保証となります。

保証の対象となる事例は、ひび割れ、欠損、剥がれ、うき、の著しいもので、機能上影響のない反りや軽微なひび割れは適用除外となります。

また、汚れや藻の付着等による変色も対象外となります。

浴室の水漏れは5年保証

浴室の水漏れや、水漏れによる室内仕上げ面の汚損の著しいものについては、5年保証となります。

コンクリートブロック造の塀は5年保証

コンクリートブロック造の塀は5年保証となります。

これは、外構工事等でコンクリートブロック造を作った際の保証になると思われます。

コンクリートブロック以外の組積増の塀、擁壁、地下車庫は10年保証

コンクリートブロック以外の組積増の塀、擁壁、地下車庫は10年保証になります。

これらも外構工事で作った際の保証になると思います。

地下車庫をハイムで作ることが出来るのは、保証書を見るまで全く知りませんでした。

植木、芝生類は1年保証

植木や芝生類にも1年の保証がつきます。

ただし、植替は1回のみという条件付きです。

こちらも外構工事で作るものの保証となり、ハイムで外構工事を頼むことで、こういった保証が多くつくのは1つのメリットだと思います。

その他の設備については基本的に2年保証

上記の設備以外に関しては、基本的に2年保証となります。

しかし、これは地域にもよるかもしれませんが、お金を一定額(数十万円)支払うことで、保証期間を10年に延長できるというプランがありました。

また、太陽光発電や蓄電池は、メーカー側の保証が優先されるため、別途保証があります。

その他、セキスイハイムを通して購入したエアコンについては、5年保証となりましたが、これも機種や地域によって違う可能性があると思います。

我が家が購入したのは、ダイキン製のエアコンになります。

太陽光発電システムと蓄電池について

我が家の太陽光発電システムは、ソーラーフロンティア製で、蓄電池はニチコン製になります。

太陽光発電システム全般の保証ですが、太陽電池モジュール出力が、10年目までにメーカー最小許容値(公称最大出力の95 %)の90 %を下回った場合について、または15年目までに最小許容値の80 %を下回った場合は保証が適用されます。

また、太陽電池モジュールについては、20年目までに最小許容値の80 %を下回った場合にも適用されます。

その他、発電量表示モニターは2年、屋根等の設置工事部位に関する不具合は10年となります。

蓄電池については、蓄電池の満充電容量が、蓄電池の蓄電容量の50 %を下回らないよう、15年間保証されます。

また蓄電池の通信ケーブルについても15年保証となります。

太陽光発電システムと蓄電池の保証については、設置したメーカー等によって保証内容が変わると思います。

我が家の太陽光発電設備については、こちらの動画で詳しく解説していますので、よろしければそちらもご覧ください。

60年長期サポートシステム

セキスイハイムでは、引渡しから2年目までの計3回の定期点検と、5年目から各5年ごとの定期診断を無償で60年間行ってくれます。

点検は無償ですが、保証対象以外のメンテナンス工事は有償となります。

点検だけでも有償のメーカーもありますので、無償で点検してくれるのは安心ではないでしょうか。

ただし、ハウスメーカーを通してメンテナンスすることは、安心感がある一方、割高な料金となる場合もありますので、その辺りはよく考えて実施する必要があると思います。

まとめ

保証のまとめについては以下のとおりです。

・構造耐力上主要部分は鉄骨造で30年、木造で20年保証

・雨水侵入防止部分は鉄骨造で30年、木造で20年保証

・防蟻処理は10年保証

・外壁のタイル部分は30年、それ以外は10年保証

・浴室の水漏れは5年保証

・コンクリートブロック造の塀は5年保証

・コンクリートブロック以外の組積増の塀、擁壁、地下車庫は10年保証

・植木、芝生類は1年保証

・その他の設備については基本的に2年保証

・太陽光発電システムと蓄電池については、別途保証あり

・60年長期サポートシステムで60年間無償で点検を実施してもらえる

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

YouTubeでも動画をアップしていますので、そちらでもご確認頂けます。

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