こんにちはさやです。
このブログでは、セキスイハイムでマイホームを建築予定の私が、セキスイハイムや家作りに関する情報を発信していきます。
今回は、コロナの影響で木材が高騰している背景と住宅価格への影響について解説します。
木材価格が高騰した背景
木材価格が高騰している背景は、新型コロナウイルスの影響があります。
アメリカでは、新型コロナウイルスの影響で住宅の買い控えが昨年の春ごろに生じたものの、一度落ち込んだ需要の反動や郊外への移住需要の高まり、さらに歴史的に住宅ローンが低金利で借りられることから、住宅需要が堅調となりました。
このようなアメリカでの住宅需要の高まりから、北米で生産される住宅用木材の需要も高まっており価格が急騰しています。
また、海上輸送を行うコンテナ船が新型コロナウイルスの影響で運賃が高騰していることや、円安が進行していることも輸入木材の価格高騰につながっています。
どのような木材が高騰しているのか
木材の中でも2×4(ツーバイフォー)住宅の構造に使用されるSPF(トウヒ・マツ・モミ類)の価格が高騰しています。
2×4住宅とは、壁や床などの面で構造を支える工法で、三井ホームや一条工務店等の木造の会社も使用している工法です。
セキスイハイムも木造の家はツーバイフォー工法(使用しているのは2×6材)で作られています。
SPF以外にも、一般財団法人日本木材総合情報センターの2021年3月の価格情報によると、米マツ、アカマツ、ホワイトウッド、合板等が高騰しているようです。
一方で、国産のスギやヒノキについては、3月時点では価格の上昇は見られないようです。
しかし、今後海外産木材の価格高騰に伴い、国産木材へ需要シフトする可能性があるようで、今後価格は高騰する可能性があります。
住宅価格に与える影響は?
今回の木材高騰によって、既に多くの工務店さんが資材の調達に苦戦しているという情報をインターネット等で確認しています。
特に、2×4工法で作っているハウスメーカーや工務店もしくは輸入住宅を手掛けているハウスメーカーや工務店が大きな影響を受けると思います。
実際に材木屋さんから資材の値上げを要求されている工務店さんもあるみたいで、一般的な30坪の住宅で大凡50万円程度のコストアップとなるという情報もあるようです。
セキスイハイムでは、現状は特に影響はない(2021年4月)とのことですが、今後は上がる可能性も大きいかもしれません。
直近で木造住宅の建築を検討中の方は、一度ハウスメーカーや工務店さんに状況を伺ってみることをおすすめします。
まとめ
コロナの影響による木材高騰に関して以下の通りです。
・新型コロナウイルスの影響によって木材価格が高騰
・木材の中でも2×4工法に使用されるSPFが高騰、その他米マツ、アカマツ、ホワイトウッド、合板等も高騰
・国産木材も今後価格が高騰する可能性がある
・木材が高騰したことで、住宅価格が上昇する可能性が高い
現在の木材高騰による住宅価格への影響は、ハウスメーカーや工務店によって変わりますので、詳しくはそれぞれの会社に確認してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
youtubeにも動画をアップしているので、こちらでもご確認頂けます。
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